特に強い想いがあった訳ではないんですがバブルの最中
行きつけの飲み屋さんのマスターと常連客何人かで
そのうち別荘でも建てようかみたいな乗りで買った土地に
ある日、ふと「山小屋を建てよう ! 」と思っちゃったんです。
理由は色々あったんでしょうけど 間違いなく一番の理由は
仕事がヒマだったからなんです。
私のような一人事務所の設計屋は 「まいど ! !今日は何か
御注文は ? 」 みたいな営業は意味ありませんので
ヒマな時は ただ遊ぶだけです。
遊ぶと決めたからには 人に頼んで建ててもらうのは
もったいない。
仕事柄、建物の構造、材料、作業の流れ、諸々の仕組
などは大体分かってるつもりだったもんで 自力建設の
決断は早かった。
いつもそうなんですが、素早い決断の時は一つの
大きな思い込みと それに呑み込まれ端っこに
追いやられた あまたの諸事情との力のアンバランスが
ややこしい事態を招くことになる私の悪い病気なんです。
その病気に気が付いたのは作業の始まる前、現地の
整地の時でした。
私が忘れてたのは 「 筋力、体力、忍耐力、実体験 」
頭と口だけでは一歩も前に進みません。
この建設を知る友人達に自力建設を言いふらした
後なので今更宗旨替えする訳にもいかず
途方にくれたスタートになってしまいました。
つづく・・・