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薪ストーブのこと アーカイブ

なりそめ

17年程も前のことでした。
それまで住んでいた古家の屋根が ひどい台風で
半壊したのをきっかけに建て直しすることになりました。

新しい家は30坪2階建ての吹き抜けで上下階がつながる
基本的に1ルームのつくりです。

家全体を一つの暖房で済ませようと考えた解決策が
薪ストーブでした。
それ以上のことはなにも考えてませんでした。

出会いから17年、現在は2代目となった我家のストーブと
私の素敵な関係を時系列は無視して 思いつくままに
書いていこうと思っています。

因みに、私とストーブの関係を手短に表現するとしたら
性悪の、でもとても魅力的な女王様と 彼女に翻弄され
見も心も消耗し尽くしそうな哀れな奴隷との美しくも
滑稽な関係とでも御考え下さい。

我家の女王様の御姿です。

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薪ストーブの奴隷

初めての薪ストーブ体験はアメリカのダッチウエストという
メーカーのF265という女王様からのスタートでした。

火の点け方、薪の燃やし方、灰の掃除の仕方、薪の集め方
薪の管理の仕方・・・・・全て何も分からないまま 手探りで
始めました。

スタート時のいろんな方法は現在残っているものが一つも
ありません。17年の試行錯誤の積み重ねで女王様との
付き合い方は大きく様変わりしました。

でも 変わらないものがあります。
ストーブ全面から放たれる優しいけれど力強い暖かさ、
ガラス窓から見える炎のゆらぎの美しさです。

この為ならばあの灼熱の太陽の暑さも、重い重い
薪運びも、つらい薪割りも なんでもかんでも全てOK!
完全に奴隷になってしまってます。

ストーブの前の安楽椅子で居眠りする気持ちよさを
知ってしまえば 奴隷解放運動なんてこれっぽっちも
考えられない事です。

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